結婚指輪は各ジュエリーブランドが数多くラインナップを取り揃えています。その中から自分たちのただ一つのリングを見つけるわけですから目移りしてしまいそうですが、これだけは押さえておきたいという3つのポイントがあります。
1.耐久性があること
結婚指輪とファッションリングの違いは、結婚指輪は一時の装飾品ではなく、常に身に着けるものだということです。指輪をしたまま仕事をし、家事をし、お風呂に入ったりといったことを毎日繰り返すわけですから、耐久性が高いことは必須条件と言えるでしょう。
長い日常生活に耐えるためにも、変形・変色しにくく、傷がつきにくい金属を選ばなければいけません。また長くつけ続けるという点で、金属アレルギーになりにくい素材ということも大切なポイントです。
これらの条件を満たす金属としては、プラチナ・ゴールド・チタン・パラジウム・タングステン・ステンレスなどがおすすめです。同じ素材でも、その純度により十分な硬度が出ないこともありますので注意が必要です。
2.デザイン
結婚指輪は常に身に着けるものなので、ファッションリングとは違った観点でデザインを選ぶ必要があります。厚みのあるものやひっかかりがあるデザインだと、ぶつけたりひっかけたりして不便に感じます。家事や子育て、仕事などをすることも踏まえて、日常生活に支障のないシンプルなデザインを検討しましょう。
次に、あらゆるシーンで問題なく使えるデザインであることも大切なポイントです。ファッションリングはその日のファッションや目的に応じて変えることができますが、結婚指輪は常につけているものです。
オンでもオフでも、カジュアルでもフォーマルでも、どのようなシーンでも違和感なくつけられる、ある程度シンプルなデザインがおすすめです。
また、長く使い続けるという意味では飽きのこないデザインであることも大切です。
いろいろな結婚指輪を見比べていると、つい奇抜なデザインや凝ったデザインに惹かれてしまうこともありますが、結婚指輪は一生身につけるものです。10年、20年、30年後もつけ続けられるデザインか、慎重に選ぶことが大切です。
最後に、結婚指輪は装飾品である前に、二人が結婚していることの証です。結婚指輪はアクセサリーが禁止されている職場やその他の場面でも、例外とされることが多い特別な指輪です。
結婚の証として、二人の絆を表すにふさわしいデザインであることもポイントではないでしょうか。
3.装着感の良さ
これもファッションリングと大きく異なる点ですが、装着感は大切なポイントです。ファッションリングは一時的に使用するものなので、デザインを重視して多少つけづらい形でも問題はないかもしれません。
しかし結婚指輪はずっとつけ続けるものです。大きいデザインや、角ばったもの、指馴染みが悪い指輪は長くつけ続けると指輪自体も傷つきますし、手指を痛めることにもなります。
自分の指に収まりの良いデザイン、装着感が良いことも大切な条件です。