ゴールドの結婚指輪は柔らかい金色が日本人にぴったり
金は古くから日本人に親しまれてきた金属です。日本人の肌に似合う軟らかな金属光沢と、いつまでも輝きを失わない普遍性、そして金そのものが持っている価値が好まれて来ました。
純金は24Kと表記されます。24Kはそのままでは柔らかすぎるため、指輪に使う時には通常、適度に他の金属を混ぜて固さや色合いを変えます。混ぜた物の割合で、24Kから18K、16K…と下がって行きます。
指輪に使われるのは、日本では18Kか16Kが多いのですが、アメリカやヨーロッパでは14Kから8Kまで幅広く使われています。
純度の高い柔らかい金は変形しやすいのですが、その一方でサイズ直しが容易です。指輪はあまり固いと、サイズを直す時に割れてしまうこともあります。
また、金は混ぜる金属によって様々な色合いを表現することが出来ます。
金本来の輝く光沢であるイエローゴールド、パラジウムと混ぜたホワイトゴールド、銅と混ぜたレッドゴールド、そこへパラジウムをさらに混ぜたピンクゴールドなど、様々な色を表現でき、金だけで多様なデザインが作れることも、金が愛される理由の一つです。