プロポーズに欠かせないもののひとつに「婚約指輪」があります。多くの人のイメージでは、男性から女性へのプロポーズの必須アイテムとなっているでしょう。
プロポーズがOKしてもらえると、結婚するわけですから、男性側の心境としては「なるべく安く抑えたい」と考えてしまうのではないでしょうか。
しかし「婚約指輪は安すぎてはいけない」のです。その理由についてご紹介していきたいと思います。
女性にとってプロポーズは憧れの的
大切な彼女にプロポーズしたい!男性側は必死に考えて指輪を購入するでしょう。
そして、ここで女性側の気持ちが重要になります。
実は、女性側にとってもプロポーズのシチュエーションは一生に一度の大切な思い出。
そのため、プロポーズを受ける前から、憧れのシチュエーションを考えては夢見ているのです。
そんな理想的なプロポーズを彼がしてくれることを待ちわびている彼女に、安すぎる指輪を渡してしまうのは、彼女の気持ちを少し落ち込ませてしまいかねません。
確かに気持ちが大事とはいえ、目に見えて「安い」と感じてしまうような指輪を購入するのは避けましょう。
結婚までは彼女は身に着けるもの
結婚するまでには、必ず婚約があるでしょう。事情があって、プロポーズが省略されてしまう人は中にはいますが、結婚までの婚約期間は誰でもあるものです。
その間、彼女は「婚約している証」として、指輪を装着することになります。
つまり、彼女の指にはまっている指輪は、多くの人に見られてしまうのです。
つまり、あまりにも安物の指輪を彼女に贈ってしまうことで、逆に彼女が周囲の人と比較されてしまうケースもあるのです。
彼女が結婚適齢期の場合には、周囲にも婚約中の友達がいるかもしれません。
そんな時に、比較されてしまうことのないように、彼女への配慮をするのも大切です。
一度きりのプロポーズは一生の宝物になる
結婚したら婚約指輪をつけないのでは?と思っている人もいますが、実は結婚後も婚約指輪をつけるシーンはたくさんあります。
大事なイベントで結婚指輪の上に婚約指輪を重ねてつけたり、豪華に装うことも多々あります。つまり、一生のものとして考えるべきなのです。
特に、婚約指輪は宝石が主役としてデザインされています。いつまでも「価値あるもの」として、大事にすることができます。
また、ダイヤモンドなどの豪華な石では、価値のあるものということが一目瞭然ですので、彼女にとっても彼にとっても今後大きな財産となるものです。
プロポーズだけのもの・・・、と考えずに、将来の二人の財産となるものと考えて、安すぎる指輪はNGと言えます。
せっかくプロポーズするなら、彼女の喜ぶ顔が見たいものですよね。
一生に一度のことですから、価格だけで安易に決めず、今後の使用法や価値なども視野に入れて購入を考えてみてはいかがでしょうか。