多くの人にとって婚約指輪は一生のうちで最も高価な指輪になるのではないでしょうか。二人の婚約を記念する大切な婚約指輪ですから、しっかりと研究をして選びたいですね。ここでは婚約指輪の基本デザインを確認しておきましょう。
ソリティア(ソリテール)
「ソリティア」とは、宝石を一粒だけあしらったリングのことです。一粒ダイヤモンドのシンプルなリングは、婚約指輪の定番デザインと言えるでしょう。
立爪でセッティングされた高さのあるデザインは、光を反射させやすくダイヤモンドが最も美しく見える形だとも言われています。
ダイヤモンドの存在感が際立つデザインなので、ダイヤモンドの4Cにこだわる人にもおすすめです。
爪の数や石の留め方、アームのデザインによっても、かなり印象が変わってきますので、色々と見比べてみましょう。
立爪は高さがあるためひっかかりやすいと敬遠する人もいるようですが、石の高さを出さない留め方もありますので、検討してみて下さい。
メレ
メレとはメインとなるダイヤモンドのサイドにメレダイヤを添えたデザインのこと。メレダイヤとは0.03カラット以下の小粒のダイヤモンドのことです。
メインのダイヤモンドが引き立てられ、華やかに見えるデザインです。メレダイヤをサイドに配置するものもあれば、メインダイヤを取り囲むように配置したものもあります。
メレダイヤの数や配置によってリングの印象が大きく変わってきます。
華やかでゴージャスな婚約指輪を希望している方におすすめのデザインです。
パヴェ
パヴェとはフランス語で石畳を表します。パヴェリングとは文字通り、小さな石を敷き詰めるように留めたデザインのことです。
小さなダイヤモンドが隙間なく敷き詰められているので、多くの光を反射して華やかなリングになります。
センターにメインとなるダイヤモンドを置くデザインにすれば、かなりゴージャスな婚約指輪になるでしょう。
エタニティ
エタニティリングとは、同じサイズ・同じカットのダイヤモンドでリングの全周を一列に取り囲んだデザインです。
美しいダイヤモンドで途切れなく囲んでいることから、エタニティ=永遠という名がつけられています。
石をリングの全周取り囲んだデザインをフルエタニティ、半周程度取り囲んだデザインをハーフエタニティと呼びます。
フルエタニティだとリングの全ての面が光り輝くので、どの角度でも美しく見えます。ハーフエタニティは指の間に石があることが気になる人や、手のひら側に石が無い方が良い、という人におすすめのデザインです。
最近ではエタニティリングを婚約指輪に選ぶ人がとても増えています。エタニティリング一本でも十分美しいリングですし、ストレートのシンプルな結婚指輪との重ねづけも相性が良く華やかに見せることができます。